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神の守り人
面白かったです!一気に読みました。
恐ろしい力を秘めた少女アスラとその兄チキサを助けたバルサ。アスラを巡り、タルの民、「猟犬(カシャル)」のシハナたちなど、さまざまな人たちが暗躍し、ロタ王国は揺らいでいき、バルサやタンダもその渦に巻き込まれていきます。

畏ろしき神「タルハマヤ」とロタ王国建国の伝説は『精霊の守り人』を思い出しました。真実を隠していた伝説を解き明かすことによってチャグムは救われたのですが、この作品では伝説を歪めて解釈したことによって悲劇がおこったのではと思います。

とはいえ、タルの民の境遇と人々の思い、シハナの国を変えたいという考えなどは一概に否定できないもので、うーんと考えさせられました。単なる勧善懲悪ではなく、それぞれの立場における事情や心のあり方もきちんと描かれているのは物語の面白さを作り上げている要因だと思います。

それに、波瀾万丈の展開。数奇な運命を背負った少女を守るために、危険にさらされるバルサ。その華麗な立ち回りは文章からも伝わってきますし、冒頭の血なまぐさい出来事や、タルハマヤの力を振るうアスラの姿には私もぞっとしました。

あと、今回はバルサとタンダの絆の描かれ方が良かったです。チャグムがからむとどうしてもバルサはチャグムを優先するので、タンダがえらく報われないなぁ…と思っていたのです。でも今回の2人を見ていて、報われるとか報われないとか、そんな小さなことは問題ではないのですよ。誰よりも強い絆で結ばれているんだなぁとつくづく思いました。バルサをいたわるタンダはめちゃくちゃ格好よかったです。

さて。最後のアスラの選択は過酷なものでした。でも、そんな彼女の姿は凛々しいと感じました。すべてが丸く収まっている訳でないのだけど、可憐な花が咲き誇るラストシーンは希望が持てる美しいシーンだなと思いました。
| BOOK | 23:20 | comments(2) | trackbacks(1)
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| - | 23:20 | - | -
コメント
先日は、ありがとうございました。
こちらにもトラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
| 藍色 | 2010/10/20 2:17 PM |
管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2010/11/02 2:50 AM |
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